災害時、困った時の情報収集

目次

 

©まめぶろ

このページは長い為、上にある目次』を最初に見て頂く事をお勧めしますまた、この投稿にある『』をスマートフォンでなどで見た時、横に動くものがあります。

 

大規模災害時の情報収集など

今回は、近年増える訪日外国人の方が、日本に居る間に『大規模災害』や『予期せぬ事故』などに合った時、英語を始めとする外国語で利用のできる『情報収集の方法』や『連絡先』などについて考えてみました。

 

もちろん、情報のほとんどは、日本人の方達にも役立つ内容です。

 

訪日外国人の方が日本に来る理由は、観光・仕事・留学の為と、色々とあると思います。

 

日本の治安の良さは、国としてトップレベルの安全さだと思います。しかし、日本には『地震』があり、注意をしなければならない部分もあります。

 

世界では、地震や火山の無い国も多く、日本に居る間に地震を体験する訪日外国人の方も多いと思います。初めて体験する方にしてみれば、地球が揺れるという、想像を超える経験に驚きを感じる方も多いと思います。

 

色々な場合があると思いますが、突然の事件・事故、あるいは自然災害時の危機意識は、外国人の方は、かなり高いと感じます。

 

2011年、日本では『東日本大震災』が起こり、今まで日本で経験した事のない巨大地震がありました。それ以降、日本は地震が起きた時に、地震の情報と同時に『津波情報』にも関心を高め、強く意識をするようになりました。その為、近年、津波情報は、地震情報と同時に入手できる事が多くなりました

 

地震が起きた時、日本人は、まず『身の安全の確保』を最優先におこない、安全の確保ができたら『地震や津波などの災害情報の収集・確認』をおこないます

 

また、津波や豪雨による川の氾濫などで、災害の被害が大きくなると予想される場合や、災害が起きてしまった場合、その該当地域に『避難所』が設置されます。

 

この避難所は、日本人にとっては、当たり前の習慣かも知れませんが、外国人の方にとっては、その存在自体を知らない方も多いようです。

 

豪雨による川の氾濫や、大きな地震が起きてしまい、津波が予想される場合や、家や宿泊先などが危険な場合、国や、各自治体などが設置する避難所を設置します

 

川の氾濫や、津波を予想する時の避難所は、高台や、学校などの3階以上ある公共施設の建物が避難所になる事が多いです。それ以外に、地震などの場合、学校や公共施設以外には、大きな公園など、広い場所に避難所が設置される場合が多いです

 

訪日外国人の方は、避難所の存在や場所を知らない方も多く、また、場所が分かっても、利用して良いか分からず、入れない方も多いようです。

 

避難所は国内外の人を問わず、誰でも無料で利用できます

 

もし、避難所に行くような大きな災害に合ってしまったら、下記に、避難所を探す手助けになるホームページやアプリの情報もあるので、参考にして下さい。

 




 

 安全の確保 

自分の身を守るための『安全の確保』には、下記が参考になります。

 

東京都生活文化局・外国人向け防災リーフレット

防災リーフレット (PDF 2MB・日本語・英語・中国語・韓国語)

 

具体的な情報収集

災害全般に、ここに書いた同じ情報源で『情報収集』が、できると思います。

 

『情報収集』にはテレビ・ラジオや、パソコン•タブレットPC•スマートフォン・携帯電話などの各関連ホームページ・アプリ・エリアメール、あるいは地域の防災無線などから、災害情報を知る事ができます。もちろん、直接人から聞く事もあると思います。

 

下記では訪日外国人の方でも分かり易いように、地震などの災害情報を知る事のできる、日本語以外に対応をしている情報を集めてみました。以下、このページには、一部民間企業の情報も含まれます。

 

 

 テレビ 

テレビでは民法の各放送局も地震速報を出しますが、その中でも『NHK』は、全国の幅広い地域で、見る人が、同じ情報を知る事ができ、テレビの速報も早く、大きな地震や災害などの時は、長く情報を発信し続けてくれます

 

また、2017年10月現在、NHKの日常的なニュース番組の下記放送では、英語の副音声(二ヶ国語放送)の放送をおこなっています

 

※日本では、主音声の他に、音がある時にステレオ放送や『副音声』と呼ぶ事が多く、日本語と同時に、副音声で同じ内容の英語を流したり、日本語での解説などを放送するがあります。また、この副音声は、二ヶ国語以上の言語で放送した場合でも『二ヶ国語放送』と呼ぶ事が、日本では一般的です。

 

ニュース7 (日本語) 

NHK総合・毎週月曜~日曜・19時~ 19時30分

 

ニュースウォッチ9 (日本語) 

NHK総合・毎週月曜~金曜・21時~ 22時

 

 

ニュースの動画放送がある『NHK WORLD』では、ホームページ右上『LIVE』の隣にある『言語選択』から、18言語で利用する事ができます。訪日外国人の方には、このNHK WORLDは、日本のニュースを多言語で知る事ができるので、お勧めです。

 

 

 ラジオ 

公共電波を利用した、いわゆる、昔ながらの『ラジオ』で、災害時に短期間なら、多言語でニュースや災害情報などを流している放送局が多くあります。

 

実際の災害時の確認はおこなっていませんが、大きな災害がない時に、普段から1日中、多言語のニュースを流し続けているインターネットに頼らないラジオ局は、短波の地域限定『FMラジオ局』が、いくつかありますが、どの放送局も1言語を1週間に1~2度、10分前後と短い時間、ニュースを流しているようです。

 

そこから考えると、訪日外国人の方が、インターネットに頼らないラジオから、地震や津波などの災害の速報を手に入れるのは、その放送が届く、限られた地域に住んで居ないと聴けないので、放送地域外の方が情報を聴こうと探すには、あまり現実的ではないように感じます

 

しかし、東日本大震災の時に、東北地方ではローカルの『FMラジオ局』が、英語などの言語で放送をおこなっていた場所も多いので、災害時に多言語で長い時間、災害情報などのニュースを流し続けてくれる地域もあるかも知れません。

 

インターに頼らないラジオの放送地域外に住んでいる方が、災害情報を聴くには、地域が限定的な昔ながらのラジオの『FM放送』にこだわらず聴ける方法が大切になります。

 

今は携帯性に優れたノートパソコン・タブレットPC・スマートフォンなどで、ラジオを聴く事ができるので、情報を発信している『ホームページ』や『ラジオのアプリ』で、災害速報を収集する方が、現実的だと感じます

 

訪日外国人の方が、ラジオで災害情報を収集する場合、上記項目の『テレビ』で書いた『NHK WORLDのアプリ』などを使い、ラジオを聴く事が良さそうです。『NHK WORLD RADIO』は日本語や英語を含む18言語に対応しているのでお勧めです。

 

また、日本語のみになりますが、有名なインターネットのラジオアプリ『radiko』は、手軽にラジオを聴ける人気アプリです。

 

ここまでの内容や、下記内容でも、インターネットを利用しての情報収集が多くなります。そんな時、以前書いた無料でインターネットを利用できる『無料の公衆無線LAN』の記事が参考になると思います。




 

 ホームページ 

ここでは、地震などの災害時に役立ちそうなホームページを集めてみました。

 

内閣府・防災情報のページ (日本語・英語)

気象庁・防災情報 (日本語・英語)

気象庁・地震速報 (日本語・英語)

気象庁・地震速報とは何ですか? (英語)

日本気象協会・防災気象情報サービス (日本語)

 

自治体国際化協会・災害時の多言語支援 (日本語・英語)

このページは災害時、日本人の方が、訪日外国人の方を支援する時に役立ちます。災害時、支援して頂いている方は最大限に気を配って下さっていると思います。しかし、日本人以上に、訪日外国人の方は、不安や心細さを感じているに違いありません。その為、このような支援ツールは、とても役立つ良いものだと感じます

 

 

下記は、災害時などの『避難所』について書いてあります。

Yahoo! JAPAN・避難所マップ (日本語)

内閣官房・国民保護ポータルサイト・都道府県避難施設一覧 (日本語・英語)

この『国民保護ポータルサイト』は、防災の為の避難所について書いてありますが、英語での避難所マップは見当たりませんでした(2017年10月現在)。

 

 

下記は『防災』についてです。

東京都防災ホームページ (日本語・英語・中国語・韓国語)

2015年、とても話題になった『東京防災』は、防災について書かれた本で、災害についての『心構え』を知るのに、とても役立ちます。また、2017年10月現在、インターネットから、PDFファイルでの無料ダウンロードができます

 

NHK・防災グッズリスト (日本語・英語)

 

実際の訓練として、2017年11月1日(水)に気象庁がおこなう『緊急地震速報の訓練』があります。




 

 アプリ 

災害時、避難を余儀なくされた場合、携帯性に優れた、ノートパソコン・タブレットPC・スマートフォンなどのアプリを用いて、情報を収集する事が現実的になって来ます。

 

災害時は、インターネットに接続する事が難しくなる場合が多いです。

 

さらに、インターネットに接続できても、回線速度が遅い場合や、ダウンロードしたいアプリのサーバーが混み合い、アプリをなかなか入手できない場合や、登録が必要なページが開かないという、予期していなかった事態も起こり易いと思います。

 

災害がない時に、アプリのダウンロードや、必要な場合は登録をおこない、慣れておく事が大切です

 

観光庁では、外国人旅行者向け災害時情報提供アプリSafety tips』を配信してます。このアプリは、日本語の他に、英語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)・韓国語に対応しています。『ホームページ』に日本語は無く、英語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)・韓国語があります。

 

NHKでは『NHK WORLDのスマートフォン・タブレットアプリ』の英語版があり、訪日外国人の方が災害情報を収集する時に役立ちます。

 

ファーストメディア株式会社』と『一般財団法人・日本気象協会』の運営するスマートフォン向けアプリ防災情報 全国避難所ガイド』は、現在、日本語の他に、英語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)・韓国語があります。

 

このアプリは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催時には10言語での利用を予定していて、多くの訪日外国人の方にも使い易いアプリになるようです。また、全国のいくつかの行政とも連携する中、岐阜県大垣市とは『防災情報等の提供に関する協定』の締結をおこない、幅広く使われています。

 

 

下記は、災害時だけに活躍するアプリの紹介ではありませんが、訪日外国人の方が『日本で困る事』の上位に、日本人との『コミュニケーションを取るのが難しい』があります。

 

日々、翻訳アプリは進歩し『google翻訳』などは広く知られていると思いますが、総務省の『翻訳バンクの運用の開始』でも紹介されている、この『VoiceTra』は、31の言語の翻訳ができ、その内22の言語での音声入力が可能で、16の言語で音声出力ができるアプリです。VoiceTraのホームページは日本語の他に、英語・中国語(簡体字)・韓国語があります。

 

また、この『VoiceTra』は、日本語以外の言語で音声入力をし、日本語の音声出力をした場合でも、日本語の文字も画面に表示され、短い言葉なら瞬時に表示されるので、コミュニケーションが必要な場で、活躍が期待できます。

 

しかし、音声翻訳を利用する場合はクラウドで処理(通信処理)され、データ通信料が発生する為、音声翻訳を利用する場合、気を付けなければなりません。その為、通信環境やデータ量には気を配り、パケット定額の利用が推奨されています。

 

また、アプリを多言語表示にしても、音声入力を示す言葉(マーク)が、日本語状態から、変わらないなど、まだ翻訳精度以外の部分でも、改善の余地はありそうですが、細かい点を除けば素晴らしいアプリだと思います。

 

下記は、日本人の方が避難所などを開設した時に利用すると、訪日外国人の方が分かり易い思います。

多言語情報等共通ツールの提供 (自治体国際化協会)

災害時多言語情報 (自治体国際化協会)

 

【この項目で紹介したアプリ】

 




 

 twitter 

この項目は、公式twitterを集めましたが日本語のみになります。本来『アプリの項目』に入る内容ですが、twitterは情報の即時性も高く、多くの方との連携・情報共有がし易い為、別項目で、このtwitter項目を作りました。

 

下記は、それぞれ公式twitterですが、日本語のみになります。

twitter twitter ID
内閣防災 @CAO_BOUSAI
気象庁 @JMA_kishou
tenki.jp地震情報 (日本気象協会) @tenkijp_jishin
総務省消防庁 @FDMA_JAPAN
NHKニュース @nhk_news

 

 

 エリアメール 

日本では携帯電話やスマートフォンに『エリアメール』の機能があります。これは、大きな地震や、災害などが起きた時、自分がその災害地域の近くに居た場合、メールや警報音で危険を知らせる機能です。

 

エリアメールはdocomoが使用している名称で、他社の同じようなメールは『緊急速報メール』などと呼ばれ、それらを総じての通称として『エリアメール』と呼ぶ事があります。

 

この『エリアメール』は、地震や津波など、大きな災害の危険を知る事ができますが、公共の場所や、人の多い場所で、地震などが起こると、一斉に大勢の携帯電話やスマートフォンが鳴る事があるので、この事を知らない方は驚く方が多いです。

 

なお、エリアメールを利用するには、サービスを提供している携帯電話やスマートフォンを契約する必要があります。

 

 

 防災無線 

防災無線』とは、都道府県・市区町村でおこなう、総務省の『防災行政無線』の事で、これを利用し、地域の住民に情報を発信するシステムの事です。2017年は、北朝鮮のミサイル問題で、日本では『Jアラート』が鳴る地域がありました。

 

しかし、普段から防災無線の利用をおこなっていない地域では、訓練警報を含め『防災無線』のアラームが鳴らない・音が出ないなどの問題が浮き彫りとなり、日常的な防災無線の活用を考えさせられる事となりました

 

全国の自治体の中には、毎日防災無線を活用し、定時にチャイムや音楽を流している地域が多くあります

 

この、毎日音を出すという事は、普段から音が出るか確認ができ、突然放送が必要になった場合でも、音が鳴らない・聞こえないなどの、不測の事態を避けられる、非常に有効な手段です。全国の全ての自治体などで、毎日の習慣として『防災無線』の日常的な活用が大切だと感じます。

 

併せて、電話対応もあれば良いと感じます。例えば、防災無線は、しっかりと大きな音で放送がおこなわれても、家の中や建物の中に居て、聞こえずらい場合は日常的に多くあります。実際、放送の音が反響したり、窓が閉まっていると内容が分からない事は多くあります。

 

防災無線の音に気が付いても、内容が聞き取れないのでは、ただ放送を流していると同義になり、危険を知らせる事ができず、緊急放送の意味を持ちません

 

その放送の内容を地域の自治体指定の電話番号にかける事で、同じ内容を自動で流すサービスがあれば、聞き逃す人の数は、減ると思います。

 

さらに、放送と同時に、自治体のホームページや、twitter•メールなどで、その内容を速報として出せば、さらに良いと思います。また、これから更に増える訪日外国人の方用に、多言語放送や案内の導入も急務と感じます。※これらの事は、一部おこなっている地域もあります。

 

今後、全国の地方自治体などが、これらのサービスを導入する事で、より安全・安心な地域になる事を期待しています。




 安否確認 

大規模災害時、家族や知人などと連絡が取れない場合もあるかもしれません。そんな時、大規模災害時に利用できる『安否確認』の方法をここでは紹介したいと思います。

 

下記、携帯電話会社の安否確認サービスの利用は、各携帯電話会社のスマートフォンの利用者を前提としたサービスのようです。訪日外国人の方は『google パーソナルファインダー』の利用が簡単です。

 

google パーソナルファインダー

数多くの言語で利用をする事ができます。

 

facebook セーフティチェック

災害や事件が発生すると利用ができます。また、影響を受けた地域で支援・サポートを提供、または、リクエストをする事ができ、災害支援の為の募金キャンペーンを作成することも出来ます。

 

J-anpi

2017年10月現在、体験版として、NTTとNHKの協力により提供をしています。

 

docomo 災害用伝言板

英語版があり、震度6弱以上の地震など、大規模災害の時に利用ができます。スマートフォンなどからの登録には『SPモード』が必要です。

 

SoftBank 災害用伝言板

震度6弱以上の地震のなど、大規模災害の時に、日本語と英語対応で開設されます。

 

au 災害用伝言板サービス

大規模災害時、災害発生地域のau契約者が利用できます。

 

Y! mobile 災害用伝言板サービス

震度6弱以上の地震など、大規模災害が発生した時に、日本語と英語で提供されます。

 

災害用伝言板 (web171)

災害時、日本語でのみ利用できる、NTT東日本によるwebでの伝言サービスです。

 

災害用伝言板 (web171)

災害時、日本語・英語・中国語・韓国語での利用ができる、NTT東日本・NTT西日本によるwebの伝言サービスです。また、事前登録をおこなえば、メールや電話での伝言が利用できます

 

災害用 伝言ダイヤル (171)

日本語でのみ利用できる、NTT東日本による電話での録音サービスです。

映像で見る『171・web171』の使い方

災害用伝言ダイヤル 絵で見る『171』

YouTube『災害用伝言ダイヤル(171) 伝言の録音篇』

YouTube『災害用伝言ダイヤル(171) 伝言の再生篇』

 

ここに紹介した中では、日本の携帯電話会社の契約を持たない訪日外国人の方は、最初にも書きましたがgooglefacebook、または、多言語対応のweb171の利用が簡単だと思います。




 公衆電話 

現在は、携帯電話の普及などにより、公衆電話を見かける回数は、とても減りました。しかし、災害時や緊急時、あるいは携帯電話の電池がなくなり、急用の時などの利用を想定すると、公衆電話が完全になくなってしまうのは困ると思います。

 

公衆電話は、電話回線に微量ながら電気が流れているので、回線が通じていれば、付近の停電時でも通話ができます(通常の電力を要する機能や、デジタル電話が複数台並ぶ場合は、この限りではない事があります)。

 

さらに、災害時など、通信規制のかかっている場合でも、優先的に通話ができる利点があります。

 

公衆電話は、市街地で概ね500m四方に1台それ以外の地域では概ね1km四方に1台設置されています。この記事投稿時、NTT東日本では、57,983台の設置、NTT西日本では、50,672台の設置があります。

 

公衆電話を利用したい場合『公共施設前の路上・駅前・バス停付近等の路上・コンビニの軒先など』を探すと見つけられる事が多いです。

公衆電話 設置場所検索 (NTT東日本)

公衆電話 設置場所検索 (NTT西日本)

 

 

 国際電話のかけ方 

ここまで、公衆電話について紹介をしましたが、ここからは国際電話のかけ方を紹介します。※ここでの紹介は、公衆電話を含む、国際電話のかけ方です。一般的に、固定電話・携帯電話・スマートフォン・公衆電話からの国際電話のかけ方は同じ方法です。

 

現在、日本の公衆電話は、グレー色か、グリーン色の公衆電話が多く普及しています公衆電話は、全てが国際電話に対応している訳ではなく、国際通話を利用できる電話機には『国際通話利用可』と、表記があります。また、表記の無い公衆電話からは、国際電話はかけられません。

 

 

具体的な国際電話の利用方法は、下記になります。この方法は電話機の端末の種類を問わず、同じ方法です。※電話会社の国際通話区分のサービス(マイラインなど)を利用してる場合、最初の識別番号が必要ない事があります。

 

【電話会社の識別番号】+ 010 + 【相手先の国番号】 + 相手先の市外局番 + 相手先の電話番号

 

あるいは

 

【電話会社の識別番号】+ 010 + 【相手先の国番号】 + 相手の携帯電話の番号

 

上記のように、国際電話をかける時、入力する番号は、とても長くなります。相手が携帯電話の時、相手の市外局番は必要なくなります。また、状況によっては、相手の電話番号の最初の『0』を取って、電話をかける必要がある場合もあります。

 

国際電話を利用する時、相手の電話番号以外に、下記に書いた①と②を知らなければなりませんので、参考にして下さい。

①国際通話を利用できる会社の識別番号 (上記の表)

相手先の国番号 (英語表記・国番号)

 

 

国際電話をかける方法は、下記も参考になります。

 

NTT東日本

国際電話のかけ方

この『NTT東日本・国際電話のかけ方』に、書いてある『電話会社の識別番号』は、総務省の『電話番号に関するQ&A』の『Q3・中継する電話会社を指定して国内に電話をかけるには?』にある『国際通話・識別番号』を参考にして下さい。

 

NTTコミュニケーションズ

国際電話をかける場合のダイヤル方法

 

KDDI

ホームページ

公衆電話からかけるサービス

国番号

 

海外では多く普及している通話方法に、クレジットカードや、GMコーリングカードを利用する方法がありますが、日本の公衆電話では利用できません

 

また、公衆電話から国際電話をかける時は、日本国内に電話をかける時より通話料金がかかる為、多めに100円硬貨を用意するか、テレホンカードを持っていると便利です(一部硬貨専用の電話機があります)。

 

なお、テレホンカードは、全国のコンビニや、駅売店などで購入する事ができます。※自分が持っている、古いテレホンカードが使えなくなった場合、交換をしてもらえる場合があるので『NTT東日本』や『NTT西日本』のホームページを参考にして下さい。

 

 

以下、日本語のみになりますが、公衆電話についての情報を、まとめてみました。

 

公衆電話の種類と利用方法 (NTT東日本)

公衆電話の特徴と使用法 .pdf (総務省)

このPDFには、緊急通報(緊急ボタン)の使用方法が書いてあります。

 

公衆電話 設置場所検索 (NTT東日本)

公衆電話 設置場所検索 (NTT西日本)

 

公衆電話について『よくあるご質問』 (NTT東日本)

公衆電話について『よくあるお問合せ』 (NTT西日本)

 

※この章は、災害時などの『情報収集』なので『公衆電話』の内容は適所ではないかもしれませんが、ここに書かせてもらいました。




緊急連絡先

『事件・事故』が起きた時、連絡をする番号に、下記の電話番号が広く知られています。また、ここでは東京の警視庁や消防庁を一例として紹介していますが、電話番号は全国共通です。

 

 警察 

電話番号 110 警視庁 (多言語案内)

 

 消防・救急 

電話番号 119 東京消防庁

 

 海難事故 

電話番号 118 海上保安庁

 

上記の電話番号は、24時間利用可能。

警察』は、日本語・英語に対応。

消防・救急』は、日本語・英語・中国語・韓国語に対応。

 

上記に書いた電話番号は『緊急』の時に利用する番号です。

 

緊急を要さない内容の時、上記に電話をかけない事で、本当に緊急を要する内容の電話の妨げにならないようにする心がけが大切です

 

2016年、東京・警視庁への入電数は、1日平均5,000件年間180万件弱の電話がありました。この中には、いたずらなどを含めた、緊急では無い内容も相当数含まれます。

 

警察への相談内容や受付時間などは『政府広報オンライン』に書いてあるので、参考にして下さい。

 

 

緊急ではないが、相談したい時、通常の通話料金が必要で、24時間対応ではありませんが、下記の『電話番号』が用意されているので、相談をする事ができますが、多言語に対応しているとは限りません。

 

 警察への相談   

#9110 警察相談ダイヤル (警視庁)

 

 消防への相談 

#7119 消防テレホンサービス (東京23区・多摩地区)

 

 救急への相談 

#7119 救急相談センター (東京消防庁)

 

これらの電話番号は、東京以外から電話をかける時、現在地に近い連絡先に繋がる事があります。

 

その他、警視庁では『相談ホットラインのご案内』で、各種相談のできる電話番号を公開しています。

 

 

困った時の連絡先

ここまでは、緊急の連絡先を紹介しましたが、災害の時以外でも、日本に居る間に、困る事は他にも色々あると思います。

 

その中でも、知っておくと便利だと思う情報を集めてみました。なお、以下、民間企業の情報が含まれます。

 

 病院 

日本では、世界の多くの国で実施されている『医療分業』を厚生労働省が推進しています。その為『診療と会計』と『薬の処方と会計』は、別の場所になる場合がほとんどで、薬局は病院の外のすぐ近くにある場合が多いです。

 

日本政府観光局(JNTO)の『JAPAN:the Offcial Guide』では『訪日外国人旅行者の受入れ可能な医療機関』を各外国語対応ができる病院検索が可能で、主だった『医療科目』や『利用可能なクレジットカード』の利用ができる病院も表示が可能です。また、ホームページは、日本語の他に『英語・中国語簡体・中国語繁体・韓国語』でも閲覧ができます。

 

HOSPITA.JP』は、全国の病院・歯科を多言語で検索できます

 

ひまわり』は、東京都のおこなう『医療情報サービス』で、電話番号『03-5285-8181』で、毎日午前9時から午後8時まで、英語・中国語・韓国語・タイ語・スペイン語の多言語で相談ができます。また、日本語ページのみですが『対応できる言語で探す』で、外国語で対応してくれる病院を探す事もできます。

 

訪日外国人の方が病院に行く前に『多言語医療問診票』を書いておけば、病院に行った時、症状を正確に伝える手助けになり、既往症などを伝えたい時の助けにもなります。※問診票を利用するには、先に印刷をしておく必要があります

 

 

 JAF (日本自動車連盟) 

JAF(Japan Automobile Federation)は『日本自動車連盟』の事です。日本で車を利用し、事故などで困った時に有料で相談に乗ってもらえる有料会員制のサービスを提供しています。

 

しかし、会員料金とは異なりますが『未入会の方もサービスを受けられます』。詳しくは『JAFのホームページ』で確認をして下さい。

 

英語:ホームページ

 

日本語を話す事が難しい訪日外国人の方などが『ロードサービス救援コール』に電話をすると、オペレーターとの間に通訳のスタッフが入り、3者通話のサービスをおこなってもらえます。

 

対応言語には、英語・中国語・韓国語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・ポルトガル語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ロシア語の12言語があります。




落し物をした時

一般的な落し物は『警察』に行くのが良いと思います。間違いなく電車や駅を利用している間に、忘れ物をした事が確実なら、まずは、その『鉄道会社』の『落し物センター』に問い合せ、状況によっては、その後、警察に行くのも良いと思います。

 

また、タクシーを利用した時、自分が気が付かないうちに、財布や携帯電話を車内に落としたり、忘れ物をする事もあるかもしれません。タクシーを降車して、しばらく経ってから、忘れ物に気が付いても、そのタクシーを見つけ出す事が難しい時も多いと思います。

 

そんな時、タクシーの降車時、料金を払ったら『レシートを貰っておく』と、忘れ物を探す時に便利です。降車時、常にレシートを貰っておけば、本当に忘れ物をしてしまった時、助かると思います。

 

 

 警察 

誰もが落し物はしたくありませんが、万が一、落し物をしてしまった場合、最寄りの警察署や派出所(交番)で『遺失届出書』を作成します。

 

警視庁『落とし物をしたら』(多言語案内あり)

警察庁『都道府県本部リンク』(英語案内あり)

 

 鉄道 

電車の中や駅で、万が一、落し物をしてしまった場合、連絡先の『忘れ物センター』などを調べてみました。

 

特に訪日外国人の方は、自分が居る地域が、どこの地方なのかを把握するのは難しいと思います。

 

鉄道関連の情報として、以前の投稿で、乗車した電車が、どこの地域のJRなのかを『全国JRの地域の目安』として書きましたので、地域が分からない時に、参考にして下さい。

 

同じページでは『無料の公衆無線LAN・JR・私鉄・地下鉄・モノレール・バス・タクシー』になっているので、興味のある方はご覧下さい。

 

 

全国のJR

以下、全国のJRや、主な私鉄・地下鉄の鉄道会社名は『忘れ物の連絡先』のリンクになっています。

 

JR北海道

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

JR東日本

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

JR東海

(日本語・英語)

 

JR西日本

(日本語・英語中国語繁体中国語簡体韓国語)

 

JR四国

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

JR九州

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

 

全国の主な私鉄

引き続き、この項目も、落し物をした時の連絡先です。

 

東武鉄道

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語・タイ語)

 

西武鉄道  

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

京成電鉄  その他 Q.3 忘れ物について鉄道お忘れ物のご案内 (日本語のみ)

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語・タイ語)

 

京浜急行電鉄 忘れ物の問い合せ (日本語のみ)

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

小田急電鉄  

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語・タイ語)

 

名古屋鉄道  

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語・ポルトガル語・タイ語)

 

近畿日本鉄道  

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

南海電気鉄道  

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

京阪電気鉄道  

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

阪神電気鉄道  

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

阪急電鉄  

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

西日本鉄道  

(日本語・英語)




全国の主な地下鉄

日本の地下鉄は『日本地下鉄協会』の左に一覧で書いてあるので参考になると思います。

 

札幌市交通局  

(日本語・英語・中国語簡体・韓国語)

 

仙台市交通局  

(日本語・英語)

 

東京メトロ  

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語・タイ語・フランス語・スペイン語)

 

東京都交通局  

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

横浜市交通局

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

名古屋市交通局

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・フィリピン語・タイ語・ベトナム語)

 

京都市交通局

(日本語・英語・中国語・韓国語)

 

神戸市交通局 市バス・市営地下鉄で忘れ物をしました(日本語のみ)

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

福岡市交通局

(日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語)

 

 

 パスポート・在留カードの遺失と再発行

ここでは、日本国内に居る日本人の方の手続きは割愛し、訪日外国人の方が、日本国内でパスポートの遺失、あるいは、在留カードを遺失した時の手続きを紹介します。(※ 遺失 ≒ 紛失)

 

単純に遺失したと言っても、その原因は『災害や火災』と『盗難や、落とした・置き忘れたなどの場合』に分けられます。

 

この時、災害や火災で遺失した場合は『消防署』か、あるいは『市区町村の役所』に行きます。

 

置き忘れなどの遺失や、盗難の場合は『警察署』あるいは『派出所(交番)』に行き、遺失した証明書の発行をしてもらいます。

 

 

 遺失から再発行 

上記に書いたパスポートなどを遺失した証明書を必要とする理由は、パスポートを再発行をしてもらう時、大使館や、領事館が遺失した証明書の提出を求めてくる為、必要になるからです

 

また、在留カードを再発行してもらう為には、日本の『入国管理局』が、遺失した証明書の提出を求めてくる為、同じく遺失の証明書が必要になてきます。

 

これらの証明書は、官公庁などに提出をする時のみに限り発行をしてくれます。また、提出先によっては、証明書が無くとも、届出の受理番号のみでも、対応をしてくれる場合も多いので、証明書の発行に時間がかかる場合は、提出先に確認を取ってみると、良いかも知れません。

 

また、置き忘れや、パスポートなどの盗難の場合、近年『盗難からの悪用』も増えている為、警察への届出は急務になります。

 

これらをふまえ、おこなうことは、まず、パスポートや、在留カードを遺失した証明書をもらい、それから、パスポートや、在留カードの再発行の順番になります。

 

パスポートの遺失 ©まめぶろ

パスポートなどを失くしたら、まず最初に、パスポートを遺失した証明書を発行してもらう為、状況により『警察署』か、あるいは『消防署か、市区町村の役場』のどちらかに行き、証明書を発行してもらいます

 

下記に①と②があるので、参考にして下さい。

 

遺失や盗難で『警察署』に行く場合と、災害や火災で遺失し『消防署か、市区町村の役場』に行く場合を『①』に書いてあります。

 

パスポートの再発行には、まず遺失した証明書をもらい、その証明書を持って、自分の国の大使館領事館で、パスポートの再発行をしてもらう為、下記の『』を参考にして下さい。在留カードの遺失についても『』に書いてあります。

 

 

警察署あるいは派出所(交番)の手続きは、遺失した場合に『遺失物届出証明書』を、盗難の場合には『盗難届証明書』の発行をしてもらいます。

 

消防署の手続きは、災害で遺失した場合に『罹災証明書(りさい・しょうめいしょ)』を、火災で遺失した場合には『火災証明書』の発行をしてもらいます。

 

警察・都道府県警察本部リンク

消防・全国の消防本部

市区町村 連絡先一覧 (総務省)

 

ここに紹介した、全国の警察署や消防署は、その地域の本部の警察署や消防署です。

 

その為、利用したい時に、目的の本部が近くにない事もあると思います。その場合、近くの警察署(消防署)を『google map』などで探す方が効率が良い場合があります。

 

また、地方の派出所(交番)や、市区町村の役所で、外国語対応が難しい場所もあるかも知れません。

 

 

次に、遺失した証明書の発行が終わり、受け取ったら、 自分の国籍の大使館や領事館で、パスポートの再発行をしてもらいます。

 

※『在留カード』を遺失した場合も、上記と同じように、警察署(あるいは消防署や役場)で、遺失の証明書をもらい、その後、日本の『入国管理局』で、在留カードの再発行の手続きをおこないます。

 

上にも書きましたが、警察署や消防署などは、両方に行く必要はなく、状況に応じ、どちからかに行く事になります。




パスポート再発行のまとめ

おおまかな流れ

 

訪日外国人の方が日本国内で、パスポートや在留カードを遺失した場合、遺失をした証明書を発行してもらいに『上記』で説明した場所に行き、その証明書を持って、母国の大使館や領事館で、パスポートの再発行をおこないます。在留カードを遺失した場合は、遺失した証明書を持って、大使館や領事館ではなく、日本の入国管理局に行き、在留カードの再発行をおこないます

 

さらに詳しく

 

災害や火災の場合は、消防署か、あるいは、市区町村の役場で、遺失の証明書を発行してもらいます。各証明書は、災害の場合は『罹災証明書』を、火災の場合には『火災証明書』を発行してもらいます。

 

遺失や盗難の場合は、警察署や派出所(交番)で、その証明書を発行してもらいます。各証明書は、盗難での遺失の場合は『盗難届証明書』を、置き忘れなど、その他の遺失の場合には『遺失物届出証明書』を発行してもらいます。

 

遺失の証明書を発行してもらうために行く、消防署・市区町村の役場や、警察署や派出所(交番)は、全ての場所に行く必要はなく、状況に応じた1か所だけに行き、遺失の証明書を発行してもらいます。

 

ここまでの内容は、パスポート・在留カード共に、同じで、遺失した証明書を発行してもらう内容です。

 

発行してもらった証明書を持って『パスポートの再発行』の場合は、母国の大使館か領事館に行き再発行をしてもらいます。

 

在留カードの再発行』の場合は、日本の入国管理局に行き、再発行をしてもらいます。

 

遺失の証明書の発行に時間がかかる場合『届出の受理番号』でも、手続きを進めてくれる場合もあるので、自分の行く届け出先に確認をおこなうと良いと思います。

 

 

 発行してもらいたい物・場所 

下記表は、パスポートや在留カードを遺失した時の内容の一覧です。(表は右に動きます)

欲しい物 行く場所① 行く場所② 備   考
罹災証明書 消防署 市区町村の役場 行くのはどちらかで良い
火災証明書 消防署 市区町村の役場     〃  
盗難届出証明書 警察署 派出所(交番)     〃  
遺失物届出証明書 警察署 派出所(交番)     〃  
パスポート (再発行) 母国の大使館 母国の領事館     〃  
在留カード (再発行) 日本の入国管理局    

※行く場所②や備考が表示されていない時、この表は横に動きます。また、この表は一覧の為、詳細が分かりません。詳しくは上記この項目の『パスポート・在留カードの遺失と再発行』を参考にして下さい。

 

 

この『パスポート・在留カードの遺失と再発行』の項目は、行く場所も複数で、聞き慣れない言葉も多いと思います。

 

情報は正確に、可能な限り分かり易い投稿を心がけていますが、間違いが無いように、届け出先などで、必要な物や、手順などを必ず確認して下さい

 

また、受付時間も、年末年始や土日や祝日を除く、平日の9時頃から17時頃の場所が多いので、行く時間や、連絡をする時間にも気を付けて下さい。

外務省・在外公館リスト目次 (大使館・領事館)

在留資格一覧 (入国管理局)

全国の入国管理局の一覧 (入国管理局 組織・構成)

在留カードの再発行 (法務省)

 

 

両替・ATMなどから、日本円を用意する

訪日外国人の方が、日本に居る間、手持ちの日本円が少なる事もあるかと思います。もちろん、日本人の方も、海外から帰って来て、海外通貨を日本円に両替したい時もあるかと思います。

 

最近は、トラベラーズチェックの利用を終了する場所も増え、訪日外国人の方は注意が必要になり、今まで以上に、ATMで日本円を引き出す事が重要になってきています。

 

海外の方は、ATMでのワンタッチ操作で、お金を引き出す事に慣れている方も多く、日本のATMの操作は複雑で、お金を引き出すのが大変だと感じる方が多いようです。

 

さらに、訪日外国人の方は、両替機やATMが見つかっても、日本円を引き出す為に、操作が母国語や英語でないと、お金を引き出す事が難し事もあるかと思います。

 

そこで、ここでは日本語以外の言語で操作のできる両替機やATMなどを紹介したいと思います





また『以前の投稿』には、各コンビニの無料Wi-Fiについても書いていますので、興味がある方は併せてご覧下さい。

 

 

この下、店舗名の『白抜きの青い文字』は、ホームページのリンクになっています

 

 セブン銀行 

ホームページは日本語の他に、英語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)・韓国語・タイ語・マレー語・インドネシア語・ベトナム語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語があります。また、ATMの操作パネルも同じ言語に対応しています。

 

セブン銀行』は、コンビニの『セブンイレブン』の店舗内などに設置されていて、ATMの数は全国に23,000台以上(2017年10月現在)あり、他にも各国際空港や商業施設の中にもあるので、見つけ易さや場所の利便性は抜群です。

 

 

 ファミリーマート 

ホームページは日本語の他に、英語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)・韓国語・タイ語があります。

 

ファミリーマート』には『自動外貨両替サービス』がありますが『案内のページ』は、どちらも日本語のみです。しかし、自動外貨両替機は、日本語・英語・中国語・韓国語に対応し、主要13通貨に対応しています。

 

 

 ローソン 

ホームページ』は日本語の他に、英語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)・韓国語・タイ語があります。

 

ローソンATM』は、全国全ての都市銀行・地方銀行・ネット銀行・信託銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫のカードで、現金の引出しができ、ゆうちょ銀行のキャッシュカードでも引出しができます。

 

海外発行のカードなどで、日本円を引出したい場合は『ローソンATMで日本円を引き出すことができます』をご覧ください。

 

ホームページは日本語の他に、英語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)・韓国語があります。

 

このサービスは、海外発行のVisa・MasterCard・JCB・銀聯カードが利用でき、操作画面は日本語の他に、英語・中国語(簡体字)・韓国語に対応しています。

 

 

 ゆうちょ銀行 

日本語の他に、この『ホームページ』は、英語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)・韓国語の案内があります。

 

日本郵政』グループのサービス『ゆうちょ銀行』は『外貨両替』ができ、全国の『ファミリーマート』では、海外発行のカードを含め、約1,400社のカードが使える新型のATMを設置する店舗も増え、16言語で操作ができるようになり、訪日外国人の方にも使い易く、とても便利です。

 

外貨両替取扱店(局)の検索』は、スマートフォン版のみですが、検索ページの1番下に多言語の案内があります

 

 

 みずほ銀行 

外貨両替ショップの『ホームページ』は日本語の他に、英語があります。

 

18種類の現金外貨通過や、デビットカードサービスのJ-Debit(一部店舗取り扱い無し)にも対応しています。

 

 

 三菱東京UFJ銀行 

外貨両替専門コーナーの『ホームページ』は日本語の他に、英語があります。

 

最大16外貨現金に対応しています。

 

 

以上、長くなりましたが、このページの投稿では、日本人の方も利用できる情報ですが、訪日外国人の方が、日本で災害時に利用しそうな情報や、困った時の情報を中心に紹介しました。