もうすぐ、桜の季節

【 このページをSNSで共有 】

 

桜・早咲きの上野公園入口

こんにちは、管理人のソラです。

 

もう3月『光陰矢の如し』月日が過ぎるのが本当に早いです。1月と2月は、いったい、いつ終わったのでしょうか?(笑)

 

3月中旬になると、桜の季節となり、テレビでも『桜前線』の話題が出てきます。寒い日と温かい日を繰り返し『三寒四温』を感じ、段々と春が近づいています。三寒四温は、大好きな言葉の1つです。

 

この桜が咲く直前の、この季節と桜が咲いている2週間が、1年で1番好きな季節です。

 

スポンサーリンク



 

僕は、東京の桜の名所によく行きます。ほぼ毎年のように、写真を撮りに行きますが、上野公園(正式には上野恩賜公園)入口の両脇に1本ずつある桜の『ダイカンザクラ(大寒桜)』は、公園内の奥にある桜より一足先に咲き、満開の桜の季節が近い事を実感させ、いつも僕の心を躍らせます(笑)

 

そして上野公園には全部で40種類・1200本もの桜が(上野動物園含む)あると言われています。

 

日本で1番見る機会の多い桜は『ソメイヨシノ(染井吉野)』だと思います。実際、日本全国に広く分布し、各地で花見が盛んです。このソメイヨシノは、現在の東京都豊島区にあたる、染井村で生まれたとされています。

 

国内では、桜の種類は600種類以上が確認されていてるそうなので、全部の種類を見るのは難しそうです。種類の多さに驚きます。

InsiUeno Park · Gardende the park ©まめぶろ

 

日本人にとって、特別な花

日本人で、桜を特別な花だと感じてる方は多いのではないでしょうか。桜の木の下で、学校の友人や、会社の同僚、あるいは家族や恋人と、花見をしながら、ご飯やお酒を飲み、楽しみます。僕は1人で行って、自分の思いのままに移動し、写真を撮ったりするのも好きです(笑)

 

桜などの季節の花を見ていると、四季折々の微妙な情景の変化が、日本人の豊かな感性を生んでいるのだろうと、感じる事があります。

 

そして桜を見ながら、料理を食べ、あるいは香りを楽しみ、あるいは周りで楽しそうに、賑やかにしている人達を横目に見ながら、心地よい温かい日差しの中、全身で花見を楽むのが、正しい桜の花見だと思います。

 

桜のピンク色と、晴天の青空と、そこに池や川の水面がある場所は、この条件が揃うと、とても綺麗で、いつ見ても感動し、心を奪われます。Ueno Park · Garden2 ©まめぶろ

 

以前、花見について、海外の友人からの話しで、驚いた事がありました。


Ueno Park · Cat ©まめぶろ

日本では、桜の木の下で、ピクニックのように、座るためのシートを敷いて、その上に料理を並べ、座って花見の時間を楽しむのが、当たり前だと思っていましたが、その友人は、逆に日本の花見を知って驚いたと言っていました。

 

この長時間、同じ場所に座って花見を楽しむスタイルは、世界的に見れば、ごく一部の国の習慣のようです。多くの国では、沢山の花が咲いている場所を歩き、眺め楽しむのが、一般的なようです。

 

ここにも、日本独特の風習・習慣があり『自分の常識は、他人の非常識』だと、感じました。

 

ひと言付け加えると、ここで使う非常識と言う意味は、悪い意味の非常識という意味ではなく、自分の知識や経験に無い『自分の知らない内容』や『考えの及ばない』と言う意味で使っています。

Ueno Park · Garden3 ©まめぶろ

 

桜の咲く時期と開花

やはり桜が咲くのは温かい地域からなので、南の地域から咲く事が多く、九州地方や、四国地方が、毎年早く開花の便りを聞くことが多いと思います。

 

概ね、3月下旬頃に、九州地方や四国地方の南側が咲き始め、その後に中国地方も咲き、近畿・中部・関東地方の太平洋側の地域が、続いて咲き始めます。しかし、まだこの時期は寒い日もあるので、見頃には、あと数日必要です(笑)

 

更に桜の咲く地域は北上し、東北地方などは4月中旬から下旬。そして最後の北海道は1番南の地域で4月下旬くらいから咲き始め、5月上旬~下旬に、北海道の広い範囲で桜が咲き始めます。

 

スポンサーリンク



 

この『桜前線』は、日本各地の桜の開花予想日を結んだ線で、日本気象協会で毎年発表されています。

 

桜前線は、南から北へ、あるいは標高の低い所から高い所へ移動し、北上速度は、平均すると1日に約20km程と言われています。

 

下の写真は、上野の不忍池の写真です。 Waterfowl of Shinakazuke ©まめぶろ

また『600度の法則』というのがあります。

 

これは、2月1日から、毎日の最高気温を足し、その合計が600度になると『桜が開花する法則』です。この法則の近年の予想と結果を見ると、前後3日以内に開花予想と結果が近くになっています。

 

2014年は東京都・愛知県・京都府の3都市は、1日のズレもなく、当たっているので、かなり信ぴょう性の高い法則だと思います。Ueno Park · Garden4 ©まめぶろ

追記:2017年は3月20日で600度に達し、実際の東京の『開花宣言』は、3月21日でした。東京の開花は、桜の標本木(靖国神社の桜)が、5〜6輪以上、花が咲いた状態が確認できた時に、開花を宣言します。

 

さて、もうすぐ春本番、待ちに待った桜の季節です。満開の桜が、もう直ぐ見れるかと思うと、今から待ち遠しいです(笑)