目次
チケット抽選申込み日が決定
4月18日14時に、東京オリンピックの開会式や閉会式や、観戦チケットの抽選申込みの日が発表されました。2020年東京オリンピックは、史上最多の33競技・339種目が42の競技会場でおこなわれ、注目度も日々高まっています。
公式サイト『TOKYO 2020 ID登録』の登録者数は既に200万人の方が、登録を完了しています。4月18日からは公式ホームページで『チケットの価格』などの確認が出来るようになった事で、観戦したい競技と料金を考えながら、チケット購入を考えられるようになりました。
新国立競技場の座席は最大でA~Eの5種類で、座席や競技、セッションなどによってチケットの値段が変わります。セッションとは販売する単位で、1つのセッションでチケット申込み上限の枚数は2~8枚になっています。
チケットの価格は『開会式・閉会式が2,020円~30万円』で『競技の観戦チケットは2,020円~13万円』になり、売り出されるチケットの半分以上は、8,000円以下で購入できる設定になっています。
ID登録が完了している方は、2019年『5月9日から5月28日までの20日間』に、観戦チケットの抽選申込みが出来るようになります。
東京オリンピックの観戦を考えている方は、まずは公式ホームページから無料申込みのできる『TOKYO 2020 ID登録』で、IDの登録を完了し、チケットの抽選申込みの日を待つ事になります。
チケット入手の機会は3回
チケットを手に入れられるチャンスは全部で3回あります。
1回目 2019年の夏頃:この購入には、まず始めに公式ホームページの『TOKYO 2020 ID登録』が必要になります。その後、抽選申込みをおこない、当選した方がチケットを購入する事ができ、支払い方法は、クレジットカードのVISAか、コンビニで支払う現金決済になります。
2回目 2019年の秋以降:販売サイトで先着順の販売になります。
3回目 2020年の春以降:窓口での販売になります。
TOKYO 2020 IDの登録
1回目のチケット購入の機会は、まず『TOKYO 2020 ID登録』で、IDの登録を完了します。その後、2019年5月9日(木)10:00~5月28日(火)23:59迄の間に、観戦チケット抽選申込みをおこない、6月20日(木)の抽選結果発表を待ちます。
チケットは、第一希望・第二希望で、各30枚まで申込みができ、その後、抽選によって当選したチケットの枚数の最大(※)は、1人30枚まで受取る事ができます。東京オリンピック全体でのチケット販売数は、およそ780万枚になるとされています。
抽選申込みの開始後しばらくは、サーバーが混み合うことが予想され、申込みページが開かなかったり、サーバーダウンや、予期せぬ事態があるかも知れません。
上記期間内に申込みのあった方の中から抽選で購入できる方が選ばれるので、混まない時間を見計らって、申込むのが良いと思います。
詳しい、購入方法や時期は『チケットの抽選申込み方法』を確認して下さい。
2回目のチケット購入の機会は、2019年の秋以降に、販売サイトで先着順で購入ができます。
また現在、オリンピック組織委員会では、日本以外の国に住んでいる方へのチケット販売は、おこなっていません。日本以外の国に住んでいる方は、各国NOC公認の公式チケット販売事業者(ATR)からチケットを購入する事になります。
3回目の購入機会は、2020年春以降に、東京都内の販売所での販売が予定されています。
チケット購入後も座席情報の詳細な位置は、しばらく公表されません。これは、現在建設中の部分があったり、レイアウトが今後変更される事も予想されるので、2020年5月以降に、公式チケット販売サイトの『マイチケット』で確認ができるようになります。
また、一般販売とは別に、100万人規模を想定し、子供達を対象とした『学校連携観戦チケット』や、競技開催都市や東日本大震災の被災3県や、ホストタウン向けのチケット販売も予定されています。
メルカリなど、不正転売の禁止
不正なチケット転売防止の対策として、インターネットでのチケット売買の出来るサイトやアプリで取引きが出来ないように『メルカリ』や、ヤフーの『ヤフオク!』や、楽天の『ラクマ』が、東京オリンピック・パラリンピックのチケットの出品を禁止する対応を取ることも明らかになっています。
開会式・閉会式は共に夜の20時~23時
東京オリンピックの『開会式は2020年7月24日の20時~23時』で『閉会式は8月9日の20時~23時』になる事が決まりました。
チケットの種類
東京オリンピックの『チケットの種類は3種類』あります。
チケット購入の対象年齢については、競技開催日時点での年齢になります。
1つ目は『一般チケット』
競技観戦をする為の通常のチケットで、日本国内に住んでいる人を対象としています。大人・子供・席を必要とする幼児は、全て同一料金になります。※競技開催日時点で2歳未満の幼児は1名まで、席無し・チケットなしで無料です。
2つ目は『車いす利用者向けチケット』
『車いすユーザーチケット・同伴者チケット』は、車いすを利用する方、および同伴者の方が一緒に観戦するチケットです。車いす席と同伴者の席は隣接した席になります。
3つ目は『グループ向けチケット』
『東京2020みんなで応援チケット』と題し、子供・シニア・障害のある方を含めた家族やグループで、観戦できるグループ向けのチケットがあります。
このチケットは、12歳以下の子供・60歳以上のシニアの方・障害のある方を(車いすユーザーを含む)1名以上含む家族やグループ向けのチケットで、座席のエリアは、各競技・会場の最下位席種エリアとなり、チケット料金は1枚の税込み価格で2,020円です。
3種類のチケットそれぞれに、注意事項などがありますので、公式ホームページにて、十分に確認をおこなって下さい。